近年では「一億総活躍の時代」ともいわれ、男女平等が進む日本。
女性管理職やライフワークバランスという言葉も盛んに使われるようになってきていますが、男女平等は必ずしも「いいこと」ばかりではありませんよね。
そのひとつが「男性があまり女性におごってくれなくなった」というもの。
「女性は立場が弱いんだから、男が守ってあげて当たり前。」
という考え方が主流だった高度経済成長期に対して2016年現在はどちらかというと
「男女平等の時代。自分の分くらい自分で払ってほしいし、むしろ年上だったら奢ってくれたっていいじゃん。」
という男性も多いかもしれません。
でもやっぱり女性というものはいい悪いではなく「男性に奢ってもらいたい」と心のどこかで思っているもの。
「え!それ図々しくない?」と思う女性のみなさんもいらっしゃるかもしれませんが、これは良い悪いではありません。
女性というものは、生物学的に子どもを産み育てるようにプログラムされているので「安定した環境・安心できる経済状態」を本能的に求める生物なのです。
「でも、彼氏はおごってくれない。」
「奢ってくれるけどなんかしぶしぶ感が……」
そうおっしゃる方も筆者を含めて多くいますが、意外と奢ってもらうのって簡単らしいんです。
ここでまずちょっと耳の痛い話をさせてください。
もしかすると、あなたは「恋人を気持ちよくさせることができてない」のかもしれません。
男性というものは、お食事が「楽しかった」「またこの人と一緒に食事をしたいな」と感じれば自然と奢ってくれるものらしいのです。
「らしい」と書かせていただいた理由はかくいう筆者もおごってもらったことはないからです(苦笑)
でもそんな筆者の友人は全員「いつでも奢ってもらえるタイプ」の女性。
私と友人は何が違うんだろう……(顔がかわいくないっていうのはまあひとつあるけど……)
今回は私の周りにいる8人の「奢ってもらえる女子」にきいた、男性に気持ちよく奢ってもらうポイントをきいてみました。
8人中8人全員が答えたのがこのポイント。
Mちゃん「彼氏に選んでもらったお店を”ありがとう”って気持ちでほめることだよ。」
……それはそうですよね。
「え、このお店知ってる、いまいちじゃない?」
とか言われたら、奢る気なくすに決まってます。
K子(筆者): 「でも、もし自分の好みじゃないお店だったら、もっといったら嫌いなもの出てきちゃったりとかしたら?」
Mちゃん: 「もしあんまり”自分好みじゃないな”って思っても、彼が一生懸命選んでくれたことが嬉しいって切り替えるんだよ」
なおMちゃんは、お店が決まっているようだったらあらかじめグルメ情報サイトの口コミとかで「どこをほめたらいいか」の目星をつけておくのだとか。
気持ちよく奢ってもらうためにはある程度の事前準備も必要なんですね。
なおK子の場合、デートに行くときはほぼほぼ私が行き先を決めちゃうので(女なのに!)この作戦は半ば使えない模様。
これも8人中8人が答えていたポイント。しかもさきほどのMちゃんいわく
「何も食べないくらいだったら”よく食べる”くらいのほうがいいよ。」
とのこと。
「あんまり食べるって思われたくない」とか、相手の視線が気になる、太りたくないなど、デート中にあまりご飯が食べられない女性もいますよね。
でもこれは毎回デートプランを女なのに1から10まで立てているK子に言わせてください。
相手がそういう様子だと「あ……お店のチョイス今回間違えちゃったかな」って凹みます。
むしろ「そんなに食べるの?」ってぐらい食べてくれた方が安心します…(割り勘なのに笑)。
女の私が男性とのデートプランを考えたときですらそう思うのですから、男性はなおのことそう思うでしょう。
お食事中は終始笑顔で、ランチやディナーを楽しんでください。
女性の方が気にすると思われがちですが、意外と男性も気にしているのが食事中のマナー。
このあたりの項目で1つでも当てはまっているものがあれば要注意。
特に交際クラブで出会った男性に紹介していただくところは超高級レストランや超高級料亭といわれる名店ですから、女性のマナーがよろしくなければ男性が恥をかいてしまいます。
特に20代~30代の女性で特に気を付けたいのがスマホのマナー。
SNSが普及している時代ですからお料理をスマホで撮影してSNSにアップするというのもよくありますよね。
でもお店によって「撮影禁止」の場合もままあります。
→特に高級レストランの場合は注意。食事中のスマホマナーについての記事はこちら
SNSに頻繁に料理の写真をアップしているK子の友達の国際線CAのAちゃんにこのあたりの事情をきいてみたところ
Aちゃん 「カジュアルなお店でもお料理を持ってきてくれたときに「お料理がきれいなので写真を撮ってもいいですか?」っていつもきくようにしてるよ」
とのこと。
カジュアルなお店であればほとんどの場合は断られないようです。
Aちゃん 「でもスマホばっかりいじっているのも彼氏に失礼だから、写真をとったら必ずすぐにバッグの中に入れるよ。」
さすが奢られ女子……よくわきまえております。
これも8人中7人がこうすると回答した内容。
Rちゃん 「仮にお金がなかったとしても財布だけは出すよね。奢ってもらおうって見え見えなのみっともないし…。」
そうです、奢られ女子もお会計のときはほとんどお財布を出すのです。
そんなことしたらお金出さなきゃならないじゃん!って思うかもしれませんが、奢られ女子もほとんど出しています。
Rちゃんの言葉通り、いくら奢ってもらえるとはいえど「奢ってもらうぞー!」って感覚丸出しの女性はがめつい印象を受けませんか?
謙虚さ・やさしさ・おおらかさをもって接しましょう。
当たり前ですが、奢ってもらえない筆者ですら絶対に外してはいけないと思うのがこの言葉。
この言葉がもしなければ、それまで奢ってあげる気満々だった男性も
「やっぱり割り勘で!」
「今回はいいけど、次はないわ。」
と思ってしまうのでは?
どれだけカジュアルなレストランでも払ってもらっているということには変わりありません。
感謝の気持ちを持ちましょう。
8人中3人とこの高等テクニックを使っている人は多くありませんでしたが、中には「いつも奢ってもらっているからたまにプレゼントをする」という人も。
Rちゃん 「彼氏が好きそうなスイーツとかあげることはあるよ」
実は奢られ女子はいつもいつも奢られてばかりではなく、ちゃんとパートナーに「与える」こともしているんです。
Rちゃんのこの言葉を聞いてK子は大変反省しました。
「ちょうだいちょうだい」って思っていても自分も動かなきゃ相手は動かせるわけないですよね。
他にも
あたりも教えてもらえました。
ここまでが奢られ女子8人に聞いた奢ってもらうためのポイントですが、奢ってもらえない心当たりはありましたか?
さっきもちょろっと話題に出てきましたがあまりに「奢ってもらいたい感」を出しすぎて、念入りな計画を立てる女子がいますが、それは男性から「飯ハラ」認定されてしまいます。
「飯ハラ(めしはら)」とはセクハラやマタハラ・モラハラのごはんバージョンで「奢ってもらって当然」という行動を男性に向かってする女性のことです。
もしかしたらあなたも「飯ハラ」になっていませんか?
当てはまっていたら要注意…あなたも飯ハラ予備軍です。
どうせ奢ってもらうんだったら男性にも「飯ハラ」と思われず奢ってもらいたいもの。
飯ハラをするのであれば「飯ハラをしているように見えない飯ハラ」をしましょう。
今回はスマートな奢られかたについてお話してみましたがいかがでしたか?
安定したステータスに恵まれた、交際クラブの男性はスマートに奢ってくれる場合も多いですが、奢られかたを学ぶことでさらにリッチになれるかも。
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