
突然ですがレディの皆さま、ワインのマナー、ご存知ですか?
お食事であればこどものときにお母さまにしつけていただくことも多いとはおもいますが、なにせ「お酒」ですからなかなかマナーを学ぶ機会には恵まれなかった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
と、こんなことを聞いたのもつい先日、「(カジュアルな)フランス料理が食べたい(ちなみに割り勘)」と男友達にねだったところ、値段はリーズナブルなのにやたら高級な上野のフレンチレストランに連れていかれて冷や汗をかいたからです。
(狐につままれた気分でしたが、彼曰く「こんなに高級だとは思わなかった」)
「あれ…ワインって……どうしたらいいの?」
大切なパートナーの前で筆者のようにあたふたしないように、そして筆者は反省の念も含め今回はワインの基本的なマナーについてお話していこうと思います。
日本の「飲みの席」では、男性陣にお酌ができる女性ほど「デキる女」のイメージがありますが、欧米でこれはタブー。
格式高いレストランやパーティであればあるほどお客様がワインを注ぐことはマナー違反です。
全く恥ずかしいことではありませんから、スタッフを呼んで注いでもらうようにしましょう。
また、比較的カジュアルなレストランであったとしてもワインを注ぐのは「男性の役割」。
交際クラブの男性会員であれば、このあたりのたしなみも熟知していらっしゃるでしょうからスマートにあなたをエスコートしてくれます。
折角のデキ女もこの場ではダメ女に早変わり。普段から気の利く女性は逆に注意です。
こちらも先ほどの項目同様、お酒を注いでいただくときはグラスを持ちたくなるのが日本人。
しかし、ワインを注いでもらうときにグラスを持つのはマナー違反です。
ワインを受けるときは、「お皿の右側にグラスを置き、手は付けない」のが一般的です。
注がれているときはお食事の手を休めて、注ぎ終わった後に「ありがとうございます」の一言が添えられれば大変スマートです。
…筆者はそんなこと考える間もなくおかれている間に注がれてたのでセーフでしたね。
「折角ワインがきたけどどこを持てばいいの?あれ、ボウル部分をもってくるくるさせてたのはブランデーだっけ、それともワインだっけ?」
と筆者はなっていたため人様のことは申し上げられませんが、ワインを飲むときは「グラスの脚を持つ」のが正解。
ボウルの部分を持つと、ワイングラスはとても薄いので手の温度がワインに伝わって味や香りが変わってしまうからなのだとか。
また、ボウル部分とステム部分を鏡の前で持ち比べてみればわかりますが、ステムを持った方が上品に見えます。
しかし、ワインを嗜むときにステムを持つのは日本特有の文化という声もあります。
たしかにこの記事を書くときに英国王室のカクテルパーティの画像も拝見しましたが、今話題のキャサリン妃も「ボウル部分」を持っています。
近年では海外のVIP層も交際クラブに入会しているようですから、外国からのパートナーの場合は相手をみて自分も合わせるのがベターかもしれませんね
これも日本ではやりたくなってしまう「かんぱーい!(*^ー^)/▼☆▼ヽ(^ー^*) チン♪」ですが、ワインの席ではやってはいけません。
というのも、高級なお店であればあるほどワイングラスやシャンパングラスが繊細で割れやすいため、悲劇が訪れる可能性もあるからです。
「かんぱーい! カシャーン!」
……恐ろしすぎる……。
でも、どこの国でも楽しいお食事の始まりには乾杯はつきもの。
ワインの場合は「ワイングラスを胸から目の高さに上げて、アイコンタクトで乾杯する」のがマナーです。
また、目上の人よりも高い位置にグラスを上げてしまうのは失礼なので、交際クラブの男性会員とのお食事の場合は胸程度の高さにグラスを上げておくのがベターでしょう。
以上4つがワインマナーの「基礎のキ」ですが、女性にありがちなワインのトラブルの対処法もKohsaiではこっそりお伝えいたします。
お食事中スタッフさんが適宜ワインを注いでくれるお店では「もういいのに……」と内心思っているのにワインを注いでくださることもしばしば。
そんなときは、スタッフさんがワインを注ぎそうになったらそっとワイングラスの上に手をかざすようにしましょう。
「いりません。」という必要もなく、パートナーとの空気をきまずくすることもないので大変おすすめです。
こちらもデート中の女性にとっては大変切実な悩み。
そんなときは、ワイングラスについた口紅を指で拭って、その指をそっとナプキンで拭いましょう。
しかし、ナプキンにがっつり口紅がついてしまうのもビジュアル的にはいまいちなので、お食事の前にリップをティッシュで押さえておくのが大人のできる女性。
女性にありがちなのが「ワイン自体はおいしかったけれども、お酒に強くなくて飲みきれなかった」というケース。
だとしたらぜひテイクアウトをお願いしてみましょう。
応じてくれる場合もありますが、中には持ち帰り途中にワインがこぼれてしまったり、不純物が入っていて迷惑をかけてしまうことを考慮して断られてしまうこともあります。
ボトルの残りが少ない場合は
「おいしかったのですが飲みきれませんでした。よろしければいかがですか?」
とスタッフに声をかけて帰るとお相手もレストランも傷つけることなく大変スマートです。
以上ワインのマナーの基本のキをご紹介いたしましたがいかがでしたか?
「あれ、ワインってくるくるまわすテイスティングやるんじゃなかったっけ」
これに気づいた多くの淑女の皆さまは大正解です。
後日またワインのテイスティングについては別の記事でご紹介させていただきます。
でもテイスティングができなくても最低限これだけ知っていればワインの席はひとまず安心。
パートナーにも「おっ?このレディできるな!」と印象づけられること間違いなしです。
リッチなデート情報総合サイトのKohSaiでは、リッチなデートにおけるマナーも随時ご紹介しておりますのでどうぞご参照くださいませ。