
庭園大好きな筆者は別として、多くのカップルがなかなかデートで足を運ばない庭園。
容赦なく彼氏を庭園に連行する筆者のようなゲテモノは別として、多くのカップルが
そうです。
そもそも魅力がわからないとかお金の無駄ということを抜いても、庭園という場所は「朝早くて、夜も早い」んです。
東京都が管理している都立9庭園(浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、旧岩崎邸庭園、殿ヶ谷戸庭園の9つの庭園の総称)の通常開園時間は9:00~17:00(入園は16:30まで)。
このまさに「公務員時間」な開園時間がデートプランの中に庭園を入れることへの一種の”障壁”になっているのではないでしょうか?
この開園時間で庭園をデートプランに盛り込むためには
の3つの手段があるわけですが、朝早い時間に呼び出すのはパートナーの迷惑ですし、隙間時間を庭園に活用すると妙にゆとりのないタイムテーブルになってしまいます。
だからといってメインイベントを庭園にしてしまうと
というようなデメリットも生じるわけです。
そんなデートプランには”使いにくい”スポットの庭園たちですが、なんと2016年も都立9庭園はGW期間中「より多くのお客様に春を楽しんでいただけるよう」開園時間を1時間延長してくれます。
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「開園時間延長とはいえ、たった1時間しか伸びてないじゃないか。」
都立9庭園の開園園時間延長のお知らせをご覧になってそう思われた方もさぞかし多いことでしょう。
しかし、この1時間はかなり「貴重」だと筆者は思っています。
庭園が17時までだと
なんてこともあり得ますが、18時までであれば午前中からのデートであれば程よい解散時間ですし、ディナーの場所に向かっても大丈夫です。
今回はそんな都立9庭園の中でも、メジャーなデートスポットと併わせて気軽に行けるスポットをご紹介したいと思います。
東京ドームシティアトラクションズや、野球観戦、さらには有名アーティストも多数ライブを行う東京ドーム。
そこにまさに「隣接」しているのが小石川後楽園。
遊園地でたっぷり遊んだ後に、あるいは野球観戦やライブの待ち時間に一息つく場所としては最高の場所です。
なお、小石川後楽園を完成させたのは、あの水戸黄門で知られる水戸徳川家の2代目将軍水戸光圀。
小石川後楽園についての詳しい記事はまた後日アップさせていただきます。
動物園・美術館・博物館なんでもござれの上野ですが、実は9庭園のひとつ、旧岩崎邸庭園も近くにあります。
上野動物園も東京都美術館も国立博物館も日本屈指の観光スポットなので、休日となれば老若男女人でごった返すことは必至。
パートナーも疲れてしまっているけれど休む場所がない!というときにぜひ旧岩崎邸庭園を思い出してみてください。
有料スポットならではの「落ち着き」もさながら、カフェも併設されているので動物園や美術館の感想をシェアしてみるのもいいかも。
スカイツリーができた今でも「赤と白の配色やライトアップがかわいい」と女子から人気の高い東京タワー。
そんな東京タワーの近くにも庭園が……しかも2つもあるんです。
どちらも線路の向こう側ではありますが、ちょっと疲れてしまったときにはおすすめ。
手軽に近場で済ませたいのであれば旧芝離宮恩賜庭園、「今日はちょっと歩いてもいいかな」と思ったときは9庭園の中でも最大クラスで、水辺を最大限に楽しめるの浜離宮恩賜庭園がいいでしょう。
なお、例外的に浜離宮恩賜庭園は2016/3/26(土)~5/8(日)までの期間、開園時間を延長しているので、「GWまで待てない」という方は浜離宮で庭園デートをテストしてみては?
東京の新名所、スカイツリーの近くにも庭園あり。
向島百花園は9庭園の中では珍しく、貴族階級や特権階級の人が作ったお庭ではなく、文人に愛されたお庭です。
ヘチマやヒョウタン、ヘビウリや萩のトンネルなど、庶民的な植物も鑑賞できます。
筆者が個人的にお勧めしたいのがベンチから見るスカイツリー。
建物にまみれた都会から見るスカイツリーとはちょっと違う姿が向島百花園では見られます。
普段なかなかデートプランに取り入れられない庭園ですが、開演時間が延長するこの機会にぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
「それでもやっぱりお金払ってまでもな……」
そんな方にさらに朗報。
GWの中でも5/4(金・祝)はみどりの日なので「入園料無料」で楽しめます。
普段なかなか庭園にはいかないという方もどうぞこの機会に庭園の魅力をお楽しみくださいませ。