眠いなんて言わせない、クラシックバレエ鑑賞入門

クラシックバレエ…女の子ならだれでも夢見る舞台。
キラキラスパンコールの付いた衣装に華やかなオーケストラ、煌びやかなライト。
私もそんなバレエの魔法にかかり、4歳よりクラシックバレエを始める。

クラシックバレエの良さをより多くの人に知ってもらおうと思い、クラシックバレエの鑑賞のポイントを伝えたい。

バレエには、チョイ役にも「名前」がある

クラシックバレエの演目には、すべて役名が付いている。
主役だけではない。お姫様の役もあれば、妖精の役もある(不思議なことにクラシックバレエは妖精の役が非常に多いがこれはヨーロッパ生まれのものだからか。)。
悪役もいるしほとんどパフォーマンスのない貴婦人の役もある。一般的に‘コールド’と呼ばれる大勢で踊るものにも役名が付いている。

バレリーナたちは自分に任された役を踊る。
人形の役なら心を無にして踊る。悪役なら鋭い目つきで観客をも敵とみなして踊る。妖精なら柔らかく可愛らしく、鳥なら腕をしなやかに動かす。
ここまで言えば、鑑賞のポイントが分かるのでないか。そう、バレエは物語なのだ。

バレリーナたちは言葉で物語を伝えることができないので身体を使って物語を語る。
音楽の進行とともに物語も進む。大きな劇場では席によってはバレリーナの表情が見えないため、バレリーナは顔だけでなく全身で心を表現する。

それはグランドバレエだけではなく、コンクールの演目を評価するポイントでもあると思う。
コンクールはスポットライトもなければ情景のセットもないしコールドもいない。
自分一人だけのステージの上でいかにして舞台を作り上げているかが大きなポイントだと思う。

‘予習’をすれば眠くない。

予習

よく‘バレエって見ていると眠くなるよね’という言葉を耳にするが、正直心外である。
バレエといえばピタッとそろった動きが印象的であると思うが、動きをあれだけそろえるのには相当の努力がある。
手の角度や足の高さ、音楽性もそろっているのを目で追って見てみよう。

あとは、眠くならないように物語を予習するのも一つの手だ。
先ほどにも綴ったがバレエの世界は言葉がないため、目の前のシーンがどんなシーンなのか把握するのは正直難しい。
なので、物語を予習すれば、登場人物や物語の展開もわかるのでわくわくしながら見られるのではないだろうか。

プリンシパルの性格を想像してみよう

プリンシパル

物語を把握できるようになったらいよいよプリンシパル(主役のバレリーナ)の性格を考えてみよう。
バレエの踊りは性格が出ると言われている。
不思議なことに物語のお姫様の性格と踊り手の性格は似ていると言える。
繊細でおとなしい性格のバレリーナはオデット姫に選ばれやすい傾向がある。
まあ、通常白鳥の湖では白鳥と黒鳥の二役演じるため一概には言えない部分もあるが。白鳥の湖のようにはっきりしている役ばかりではないので、見方を変えてみよう。
オーロラ姫は個性が出やすい。優しく大事に育てられたようなオーロラ姫もいれば、どこかたくましいオーロラ姫もいる。これはやはり表現力だけでなくプリンシパルそのものの個性も関わってくるからだ。

バレエ団によって演出も違う

また、バレエ団の個性ある演出もなかなか見ものだ。
クラシックバレエの作品は、細やかな振りは違うもののグラン・パ・ド・ドゥ(主役のプリンシパルと王子が踊るシーン)は大体パが決まっている。
プリンシパルの個性はもちろん魅力の一つではあるが、舞台のセットや衣装、ライティングなど、そのバレエ団独自の演出もなかなか興味深い。
同じ演目を見ても、バレエ団によって演出が様々なので多彩な想像ができ、物語に入り込める。

バレリーナたちが出てきては踊り、舞台袖にはけるだけではなく、意外とバレエの舞台にはからくりがあるので、それを見つけるのも醍醐味の一つといえよう。

以上が私の考えるクラシックバレエの鑑賞のポイントだ。
クラシックバレエの作品を見る機会があったら、音楽を感じてまぶたを閉じる前に舞台の裏側まで想像してみてはいかかだろうか。

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